規則9: 初回更新を勝ち取る
4分規則。 初回更新が崖です。リテンションのための努力は、そのほぼすべてをユーザーをこの崖の向こうへ渡すことに振り向けるべきです。
データが語ること
リテンション率は、1 回目から 2 回目の更新の間にすべての期間で 18〜30 ポイント跳ね上がります。問題は、その 1 回目に到達できるかどうかです。月間の加入者の約半分、年間の加入者の 4 分の 3 は、一度も更新しません。
| 期間 | 1回目更新(中央値) | 2回目更新 | 3回目更新 |
|---|---|---|---|
| 週間 | 44.3% | 71.0% | 79.2% |
| 月間 | 53.2% | 70.8% | 77.4% |
| 年間 | 25.2% | 50.0% | 62.5% |
初回更新を越えたユーザーは、目に見えて定着します。最初のサイクルこそ、初期のふるい分けが決着する地点です。
年間ユーザーがいつ、なぜ解約するのか
年間の解約は 1 か月目に集中します(年間解約全体の 34.2%)。その後は減り、12 か月目の更新直前に再び跳ね上がります(11.1%)。そして、その理由は制御できる範囲にあります。「使用が足りない」(33.7%)と「コスト」(36.4%)が圧倒的で、「より良いアプリを見つけた」は 9.7% にとどまります。ユーザーは競合アプリへ去るのではなく、価値が届かずに去ります。競合に押されてではなく、価値密度が問題なのです。
RevenueCat での実践
- 年間の加入者が考え直すずっと前に、中核の「アハ」へ届くように、1 か月目の活性化プッシュを用意してください。
- Customer Center に解約アンケートとリテンションオファーをオンにして、解約の試みがそのまま引き留めの機会になるようにします。
- 年間プランには、12 か月目の請求を前にした更新前のリマインドを加えましょう。
- アクティブ更新率と初回更新率を、時系列で追跡してください。
自分でベンチマーク
期間別の初回更新率を表で探してください。中央値を下回るなら、解決策はたいてい割引ではありません。最初のサイクルで価値を実感させるのを前倒しすることです。データが示すとおり、解約の判断を左右するのは使用量と体感価値だからです。
さらに詳しく。 RevenueCat でアプリ収益を伸ばす で、Customer Center や解約アンケート、リテンションオファーを詳しく扱います。