規則6: トライアルは短くせず長くする
4分規則。 トライアルは長いほどよく転換します。それでも市場はトライアルを縮めており、流れに逆らう側にこそコンバージョンの余地が残っています。
データが語ること
| トライアル期間 | トライアル有料転換(中央値) | 上位四分位 |
|---|---|---|
| 4日以下 | 25.5% | 38.5% |
| 5〜9日 | 37.4% | 52.8% |
| 17〜32日 | 42.5% | 59.4% |
4 日のトライアルを 17〜32 日へ延ばすと、トライアル有料転換は約 1.7 倍、ほぼ 2 倍近くまで伸びます。それでも 4 日以下のトライアルは今年 42.1% から 46.5% へ増え、最も長いトライアルは 5% へ減りました。多くのチームが逆向きに進んでいるわけです。
一つの注意点
- 5〜9 日が現実的な最適ゾーンです。 堅実なコンバージョンと速い実験サイクルを両立させます。あるチームはトライアルを 14 日から 7 日へ縮めて実験速度を 2 倍に高めましたが、これは縮める正当な理由であって、コンバージョン率が理由ではありません。
- Day 0 の解約が圧倒的です。 3 日間トライアルは解約の 55% が Day 0 に起こり、30 日間トライアルは 31% です。短いトライアルは、価値が届く前に離脱を前倒しにしてしまいます。
- 説得より明確さを前面に。 トライアル中に何が起こるか、いつ請求されるか、返金はどうなるかをタイムラインで示すほうが、強く売り込むよりよく転換します。
リバーストライアル(reverse trial)を試してみましょう。 ユーザーがオファーを閉じた後にカードなしでプレミアムを一時的に開放すると、損失回避の心理が働きます。あるアプリはトラフィックも価格も変えず、この方法だけでフリーミアムのコンバージョンを 0.4% から 4.5% へ引き上げました。
RevenueCat での実践
- 無料トライアルを製品の導入オファーとして設定し、今より長い期間を現行案と比べてテストしてください。
- 請求日を含む明確なトライアルのタイムラインを、ペイウォールに示しましょう。
- トライアル満了の通知を送りつつ、受け取る時点をユーザー自身に選ばせてください。その透明さが信頼を築きます。
自分でベンチマーク
自分のアプリのトライアル有料転換率とトライアル期間を表で探してください。4 日以下のトライアルを運用していて 25.5% の中央値あたりにいるなら、トライアルを延ばす実験が最も大きなてこになり得ます。
さらに詳しく。 iOS で無料トライアルを実装する (英語版) で、オファー設定とトライアル有料転換の処理をコードで追えます。